America's CUP | Yuukou Marine

ゆうこう通信

セーリングをもっと楽しんで頂くために、様々な情報を掲載しています。単身南太平洋を越えて来た海の男のとっておき情報が満載です！
また、皆様から寄せられたご質問や世界中のヨットに関するニュース、弊社所在地の北木島に関するローカル情報も公開しておりますので是非ご覧下さい。
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RED BULL YOUTH AMERICA'S CUP

2013年9月9日

49erや470といったディンギーで活躍する前途有望な若者たちがカタマランに乗り込んで競ったレース。
全てのディンギー乗りはもちろん、キールボートのヨット乗り達にも衝撃と感動を与えてくれます！

リプレイ：第1＆第2レースhttp://www.youtube.com/watch?v=kHwt_ESQ6cI
リプレイ：第3＆第4レースhttp://www.youtube.com/watch?v=gtECmXpQjTM
リプレイ：第5＆第6レースhttp://www.youtube.com/watch?v=gNTlrNuCbh0
リプレイ：第7レースhttp://www.youtube.com/watch?v=y_AlC7OU9mY

America's Cup 72

折れた覇者の‘牙’

2012年11月1日

優勝カップの保有者（前大会優勝者）には次のレースのためのルールを作る権利が与えられ、自身の地位を不動のものに出来るようルールを作るのが常となっています。前回の覇者「BMW Oracle Team USA」とラリー・エリソンも熾烈な戦いを制し次の大会への準備を進めていました。しかし、栄光の直中にいた彼らを悲劇が襲います。次の大会で使うための新しい艇での練習中、フォイルが損傷した艇はバランスを失ってサンフランシスコの湾内で転覆した上に、強いカレント（沖へ戻る波が集まる場所）に入ってしまい沖合付近、ゴールデンゲートブリッジの下まで流されてしまったのです。ついに彼らのマストは完全に折れ、ひっくり返った状態で埠頭まで牽引されての帰還となってしまいました。依然正式な発表は何もなされていませんが、艇の修理には数ヶ月、あるいはそれ以上を要することでしょう。

これは次回レースに大番狂わせを起こすかも知れないビッグニュースです。何故なら、各チームに許されている練習日数は年内に30日しかないからです。Oracle Team USAはわずか8日間の練習を消化したのみで艇の損傷のために残り22日の練習の機会をほぼ完全に失ってしまったのです。

来年９月のレース開始を待たずして既に大荒れ模様のAmerica's Cup 72、今後も目が離せません。

TeamニュージーランドのEmirate、翔ぶ！

2012年10月30日

来年の’AC72’レースはこれまでで一番の大盛り上がりを見せてくれそうです。技術の向上、ボートスピード、そして各チームへの投資額。これら全てが過去に類を見ないものとなっているからです。その中でも抜きん出ているのがニュージーランドのチームで、安定したフォイリングとほとんど故障や事故を起こさない見事な走りはこの全く新しいクラスのボートにおいて、すでに立派な功績と呼べるでしょう。

このニュージーランドチームの素晴らしい走りを是非動画でご覧下さい。このボートはすぐ４０ノット超えのボートスピードを叩き出し、なんと完全に水面を離れる見事なフォイリングを見せてくれます。