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各種ジャックライン
ジャッックラインの選び方
TIPs - One Point Advice
どんなジャックラインでも、何もないよりは遥かに安全性が増すのは言うまでもありません。しかし、命に関わる重要な装備品ですので、用途に応じて適切な素材や設置方法をお選び頂くことをお勧めいたしております。

【ジャックラインの素材】
ナイロン、ポリエステル、ダイニーマ、ワイヤーなどがよく使われています。このうち弊社では、ポリエステル、ダイニーマまたはワイヤーを使用したジャックラインをご提供いたしております。ナイロン素材は丈夫で安価ですが、非常に伸び率が高く弊社ではジャックラインとしての使用はお勧めいたしておりません。各製品の特徴は以下の通りです。

Choice 01:BURKE ポリエステルジャックライン
・長さを調整できるため、12m以内であればお好きな長さに調整してお使いいただけます。
・エンドフィッティングにシャックルがあり、脱着が容易です。

・ポリエステル素材のため10%程度伸びてしまいます。これが「たわみ」となります。
・太陽による劣化で強度が落ちるため、付けっ放しにはできません。
・お値段は割高になります。

Choice 02:Bainbridge ポリエステルジャックライン
・高い破断強度を持つ素材で、下記カスタムが可能な上に最も低コストでご用意できます。
・メートル切り売りのほか、弊社でエンドループ加工を承っております。
・ポリエステル素材のため10%程度伸びてしまいます。これが「たわみ」となります。
・太陽による劣化で強度が落ちるため、付けっ放しにはできません。

Choice 03:ゆうこうマリンオリジナル オーダーメイドジャックライン
・ダイニーマのコアとポリエステルカバーによる最も強固なジャックラインです(ワイヤー製も承ります)。
・ポリエステルに比べ遥かに伸びにくく(約3.5%)、舷側に体が持っていかれにくくなります。
・ループ部分まで全てカバーで覆ったエンドループ加工を承ります。
・オーダーメイドなのでコアの太さや全長、アイの大きさなど自由にカスタムできます。
・強度のあるコアをポリエステルカバーで覆うため、付けっ放しにしていても問題ありません。

・既製のジャックラインほどではないものの、多少割高になります。

ゆうこうマリンオリジナルジャックラインのコーナーにジャックラインに関する詳細データを掲載しております。製品選びの際のご参考にご覧ください。
Choice 01:BURKE ジャックライン
全長12m、長さの調整が可能な既製ジャックラインです。
片側のエンドにはアイスプライス、もう片方のエンドにはステンレスシャックルと長さ調整用のバックルが付属します。耐荷重は2tまでテスト済みです。ご使用の際は両エンドをしっかり固定出来るフィッティングポイントに取り付けてください。この取り付け部分自体にも2t以上の耐荷重があることを必ずご確認ください。本製品のベルト部分はポリエステル製ですので、ご使用にならない時は必ず取り外し、直射日光の当らない風通しの良い場所で保管してください。また、ラインを張った際にベルトが何かの角や尖った部分に当たっていないことを十分ご確認ください。
入り数:1本(両舷に張る場合は2本をお求めください。)
品番:SAFJL12
Choice 02:Bainbridge ジャックライン用ウェビング
船のサイズにぴったりのジャックラインをカスタムメイドでお作りします。
ジャックライン用に作られた、高い破断強度を保つポリエステルのウェビングです。弊社では1m単位での切り売りでの販売のほか、下記の通りオーダーメイドも承っております。

【オーダーメイドの際の仕様】
 ・太陽で劣化しないPTFEのスレッド「GORE-Tenara」を使用し、エンドのループ加工を承ります(1エンドあたり2,800円)
 ・エンドループは好きな大きさをご指定いただけます。(最大40cmまで、40cm以上のループは別途お見積もり)

【ご注文の際は】
 ・ループを
「含めない」長さ分を下記ショッピングカートよりご注文ください。
 ・通信欄にエンドループのサイズと数(方エンドor両エンド)、
「ループを含めた全長」をご記入ください。
破断強度:3,000kg
カラー:ホワイトのみ
巻全長:50m
全幅:25mm
品番:E150
Choice 03:ゆうこうマリンオリジナル オーダーメイドジャックライン
ジャックラインはクルーがデッキから海へ転落するのを防ぐ為のものです。もしこのジャックラインが伸びてしまい、クルーの体がデッキから投げ出されてしまうと自力でデッキによじ登るのは不可能に近い場合が多く、特にシングルハンドの場合は命に関わる事故にも繋がりかねません。また、他にクルーが乗っている場合でも走っている船の舷側から人を引き上げるのは非常に困難です。弊社ではこうした事故を未然に防ぐため、ヨットマンとしての経験から生み出されたアイデアを盛り込んだジャックラインを製造、販売しております。安全で楽しいヨットライフのために、是非設置をご検討下さい。
【ご注意】このページ内の数値は使用状況等によって容易に変動しうるもので、絶対的な正確さを保証するものではありません。
POINT1 -ジャックラインの素材-
破断強度到達時の各素材の伸び率(%)
使用状況等により上記以外の数値になる場合もあります。
ISAFの外洋レース規定では5mmの1×19ワイヤーかそれに相当するハイモジュラス(ダイニーマなど)ロープ、あるいはウェビング(丈夫な帯)のジャックライン設置が義務づけられています。しかし、多くのクルーザーにはポリエステルか、更に伸び率の大きいナイロン製のジャックラインが取り付けられているというのが現状です。十分な安全性を確保する為には、ジャックラインに使用されている素材を十分に吟味する必要があり、伸び率の観点から弊社ではダイニーマの使用をお勧めしております。
POINT2 -ジャックラインカバー(ウェビングカバー)の使用をお勧めします-
丸いロープは踏むと足の下で転がり、転倒の恐れがあるため大変危険な場合があります。このため、ジャックラインにはウェビングカバーを被せる事をお勧めしております。これによりジャックラインを踏むことに起因する転倒を防げるほか、ジャックラインの強度を更に高め、UV(紫外線)によるダイニーマの強度低下を抑える事が出来るといった利点があります。
POINT3 -ジャックラインの直径と強度-
一般的なクルーザーの場合、最低でも4mmのダイニーマ+ポリエステル製ウェビングカバーのジャックラインをお使い頂く事をお勧めしております。強度と伸び率の両面から最も理想的な直径は5mmのダイニーマ+ポリエステルウェビングカバーです。このダイニーマロープの「芯」とウェビングのカバーにより、踏んで転倒するリスクを減らし、耐UV(紫外線)性も飛躍的に向上させることが出来ます。また、弊社ではカバーなしのジャックラインもお作り出来ますが、カバーをご使用にならない場合は誤ってジャックラインを踏まないこと、UVによる劣化状況を定期的に点検して頂くなど安全に十分ご留意頂いた上でお使いください。

実際にご使用になるジャックラインの素材、全長および太さは下表を参考にご検討下さい。

【補足事項】
 ・船の揺れ具合やクルーの体重等にもよりますが、一般的にジャックラインには一人あたり300kgの荷重がかかると言われています。
 ・5〜6mmのダイニーマにもウェビングカバーを取り付けられますが、各素材の伸び率が異なるため下表に数値は記載されておりません。
 ・船体に対する目安として、〜30ft:4mm、〜40ft:5mm、40ft〜:6mmをご使用下さい(ダイニーマの場合)。
 ・適切な強度が不明の場合、上記より1ランク上のものをお選び下さい(全ての安全備品に共通します)。
荷重に対する各素材の伸び率(mm)
ポリエステルの伸び率は放物線状に増加するため、荷重にほぼ比例して伸びるダイニーマやワイヤーとの単純比較は出来ませんが、表では100kg刻みの伸び率をサンプリング比較しております。
ジャックライン全長およびかかる荷重とジャックラインの船縁側へのたわみ(mm)の関係
例:全長6mの25mmウェビング+4mmダイニーマのジャックラインに400kgの荷重がかかると360mm船縁側にたわみます。
荷重に対する各素材の伸び率(mm)
ポリエステルの伸び率は放物線状に増加するため、荷重にほぼ比例して伸びるダイニーマやワイヤーとの単純比較は出来ませんが、表では100kg刻みの伸び率をサンプリング比較しております。
ジャックライン全長およびかかる荷重とジャックラインの船縁側へのたわみ(mm)の関係
例:全長12mの25mmウェビング+4mmダイニーマのジャックラインに400kgの荷重がかかると509mm船縁側にたわみます。
各素材/サイズ/全長のジャックライン価格
上記価格の内訳
・各種ポリエステル/ダイニーマ/ワイヤー×m数
・ハイテックシングルブレイドスプライス(¥1,500-/1箇所 ダイニーマジャックライン用)
・ウェビング+スプライスループ(¥4,000-/1箇所 ウェビング+ダイニーマジャックライン用)
・スウェイジ&アイフィッティング(¥2,180- ステンレスワイヤージャックライン用)
・両舷用2本セットです
商品をご注文の方へ
ご注文はお電話、メール、FAXにて承ります。弊社までご連絡ください。なお、ご注文の際には以下をお知らせ下さい。
・ジャックラインに使用する素材およびジャックラインの全長
・アイの大きさ(アイの大きさの決め方については
スプライスのページをご覧下さい。下部に案内がございます)。
ジャックラインのお取り付けにはパッドアイのご利用が便利です。クリート等へ固定して頂くことも出来ます。(下写真の左から3番目のように、アイを使わずにクリートに縛る場合はウェビングカバーとダイニーマを縫い合わせる必要がありますのでご相談下さい。)
片側をラッシングして縛ることでジャックラインにテンションをかける方法が一般的です。
ディンギーコントロールをお使いください。
ラッシングの強度計算について
TIPs - One Point Advice
ラッシングに限らずシャックル等でも同じ事が言えますが、固定器具の強度は本体(この場合はジャックライン)の倍の強度を持たせることをお勧めします。

【例】
オーシャン3000XG 5mm(破断強度2300kg)のジャックラインにディンギーコントロール 4mm( 破断強度700kg)でラッシングする場合に必要となるラッシングの巻き回数

2300×2=4600kg(これがラッシングに持たせるべき最低強度です)
700×6(3重)=4200kg(400kg足りない)
700×8(4重)=5600kg(十分強度を確保出来ます)

上記より破断強度2300kgのジャックラインに使用するラッシングは4重巻きにするのが妥当と言えます。

更に、ラッシングする際にロープを通すアイ等の直径にもご注意ください。
ロープの強度を100%活かすためにはアイの直径がロープの8倍以上必要となり、アイが小さくなるにつれてロープの強度は下がり、ロープの5倍のアイでは強度が15~20%低下します。

上記4重巻きのラッシングにこの法則を当てはめると

5600kg×1(32mm以上のアイを使用)=5600kg
5600kg×0.8(20mmのアイを使用)=4480kg

となり、アイの直径によっては理想的な強度を維持出来なくなる可能性があることが分かります。
余談ではありますが、上記のような理由から例えばライフラインをラッシングする場合、スタンションのアイではなくスタンション自体にラッシングするだけでも随分と強度を向上させられる場合がありますので是非ご活用ください。
ジャックラインってどこに、何に、どうやって張ればいいの?
TIPs - One Point Advice
大きく下記の2点にご留意頂き、設置箇所を選定または作成して頂くことをお勧め致しております。

1. 設置箇所の強度 - ボルト&ナットで強固に固定されている器具への取り付けが理想です
多くの場合、ジャックラインは既存のクリートなどにラッシングやカウヒッチで設置されます。クリートなどの固定にはデッキを貫通する強固なボルトとナットが使用されており、こうした器具にジャックラインを固定して頂ければ安心してお使い頂けます。逆に、パルピットやスタンションなどは大きな荷重に耐えるようには設計されていない場合が多く、根元部分の固定にもボルト&ナットではなくビスが使用されていることがあります。艇種やお使いのデッキ用品によって様々ですが、原則としてパルピットなどへのジャックライン取り付けはお勧め致しておりません。多くの場合、人が船外に投げ出される際にかかる数百キロの荷重や、人が吊り下がる、あるいは水面を引きずられる際の荷重を一般的なパルピットで支えるのは困難です。

2. ジャックライン自体の位置 - なるべくデッキの内側に取り付けましょう
ジャックラインは人の身体を船上に留めておき、落水を防止するのが目的の安全装備品です。デッキの幅にも限りがあるため、完全に身体をデッキ上に留められるような位置取りは難しいかも知れませんが、デッキの内側にジャックライアンを張るほど安全性は増すと言えます。ジャックラインが舷側の外縁に近すぎる位置に取り付けられている状態で、万が一身体が船外に投げ出された場合、仮に落水までせずとも走り続ける船の側面を自力でよじ登るのは困難を極めます。また、実際に落水してしまった場合は水の抵抗を受けながら水面を引きずられるため非常に危険です。

こうしたことを踏まえて設置位置を選定した場合、最適な位置にクリートなどの強固な器具がない場合も多いでしょう。そんなときはアイを倒して平らに出来る「フォールディング・パッドアイ」を使用して任意の位置にジャックライン用の固定器具を追加することもご検討ください。

フォールディングパッドアイはこちらにございます

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ゆうこうマリン株式会社は下記のメーカーの日本総代理店です。ハイドセール、FSEロブライン、バートンマリン、ハットンウィンチ、デザインテクノロジー、ナサマリン、ベータマリン、ピーターソンステンレス(ハイモッド)、ラトガーソン、ロックナ、ダックス、イージースプライス、ハンバーリブ
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